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注意: 中部大学情報工学科の学生は、2017年度入学までは、研究室配属は3年生の秋学期からでした。2018年度入学から、研究室配属は3年生の春学期からになりました。


(参考)只木研での卒業研究活動の具体的内容


只木研でのゼミ活動の実績について紹介します。

    3年生秋学期科目「情報工学ゼミナール」の実績(2017年度秋学期実施)

    2017年度の秋学期科目「情報工学ゼミナール」では、情報処理技術者試験が実施された2017年10月15日までは、 基本情報技術者試験および応用情報技術者試験の受験対策ため、それらの過去問に取り組みました。 その後は、“3パーティ秘匿演算プロトコル”に基づいて、様々な暗号プロトコルをC言語を用いて作成しました。 3パーティ秘匿演算プロトコルを用いることで、様々なタイプの“プロイバシ保護データマイニング”を実現することが出来ます。 昨年度の「情報工学ゼミナール」では、以下のプロトコルの実装を行いました。 以下のように、様々な魔法のようなことを実現することが出来ます。

    最後に、総仕上げとして、次のプロトコルの実装を行いました。 このプロトコルは、暗号化したままの状態での足し算・掛け算・割り算・条件分岐など、様々な技術を駆使し、完成させました。


    4年生科目「卒業研究」の実績

    2018年度の科目「卒業研究」では、次の2つを教科書として採用し、ゼミを進めました。

    [1] Javaで作って学ぶ暗号技術(神永正博, 山田聖, 渡邊高志 著)森北出版 書籍情報

    [2] 量子コンピュータと情報セキュリティ(只木孝太郎 著)補足発表資料

    只木研4年生(卒研生)を対象とするこのゼミでは、まずこれらの教科書を読み、現代暗号技術の中心的テーマや、 最新の量子コンピュータについて理解を深めました。
    その後、卒研生の皆さんはそれぞれの研究に分かれ、Javaを用いて、 以下に示す様々な暗号方式や暗号プロトコルの実装を行い、卒業論文として完成させました。

    一方、量子コンピュータや量子暗号をテーマとして選んだ卒研生みなさんは、それらのシミュレータを作成し、 卒業論文としました。

    <参考> 2017年度 只木研3年生対象: 2018年度から始まる卒業研究のための事前準備方法



なお、現在の2年生の皆さんが、 只木研への配属決定後に実際に行う「情報工学ゼミナールA」および「情報工学ゼミナールB」や、「卒業研究」の内容については、上記に固定するものではありません。
只木研の新メンバーのとなる皆さんの特質を見極め、柔軟にテーマを選定し、ゼミ活動を推進します。

Last update: January 12, 2022.